このページの画像版は　→→→　こちら

◆塩分濃度について

人間の体は塩分濃度を0.8％に保とうとする働きがあります。
塩分濃度0.8％以上の食事を摂ると、体内の塩分濃度を 0.8以下に抑えようとして水を飲みたくなるのです。

世間ではラーメンは「塩と油の塊だ」「スープは残せ」と言われますが、
当店の麺料理は総重量に対し塩分濃度0.8%程度で調理をしており、
スープを飲み干しても体内に負担がかかりにくくなっております。

★麺料理しんでぃ主要メニュー3種類の数値★
　　　（数値は食材の状態により多少変動します）

• 洋そば 　総重量：589g　 食塩相当量：4.6g(ナトリウム：1814mg)
• 和そば 　総重量：556g 　食塩相当量：4.1g(ナトリウム：1629mg)
• 絡めそば 総重量：331g　 食塩相当量：2.5g(ナトリウム： 986mg)
• ｛食塩相当量・ナトリウムの分析：（株）日本食品機能分析研究所｝

◆塩分が濃いとどうなの？

よく「塩分を控えてください」と耳にすると思いますが、
塩分は悪いものではなく体内に必要なものです。
しかし、塩分を過剰摂取し血液が増えると、
心臓は血液を強く送り出し血圧が上昇、腎臓は多量の水分を排出するため
オーバーワークになるようです。血圧が上がれば血管は傷み、
さらに腎臓の毛細血管が傷んでくると、老廃物を濾すことができず、
腎機能の低下を招き体調を崩す原因になります。

◆1日の塩分摂取量

年齢や性別、職種、季節、代謝の良い人、高血圧の人など、
まぁとにかく個人差があるので、絶対こうです！ とは言えないのですが、
10g以下（食塩：小さじ2杯以下)に抑えた方が良いと言われています。

「洋そば」「和そば」のスープは飲み干す前提で調理をしておりますが、
高血圧の方は半分程度スープを残した方が良いかもしれません。
「絡めそば」は食塩相当量が2.5ｇなので余裕です♪

◆味が濃いのは駄目なのか？

｛味が濃い＝塩分が濃い｝ではありません。

「甘さ」「しょっぱさ」「苦さ」「酸っぱさ」「香ばしさ」「辛さ」
などなど、様々な食材、調味料、香辛料などが調和し風味豊かになれば、
｛味は濃く、塩分は少ない｝料理となります。

ただ、あまりにも神経質に考えて毎日ストレスを抱えるくらいなら、
たまに好きなものを食べて、適度に妥協することは良いと思います。
食生活だけでなく、何事もバランスが大切です。

すべての人が心身ともに健やかで平和でありたいです。